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平成16年度 研究成果レポート(農業) 抜粋

No 研究課題 要 旨 担当者
1) 降下火山灰と土壌の化学性成分の変化 降灰の多い畑では灰に高濃度の無機成分が残っており、除灰後に残る灰が土壌化学性を悪化させる。 益永利久・宗 芳光・丸田里江・加藤哲郎・高尾保之・馬場 隆
2) 降灰による土壌理化学性への影響~固相率・仮比重・交換性石灰~ 降灰初期では石灰分が表層、次層の交換性石灰含量を高めていたが、4年経過すると減少し、作物の健全育成には不足状態であった。 益永利久・宗 芳光・丸田里江・加藤哲郎・高尾保之・馬場 隆
3) 三宅島農産物の安全性調査~アシタバ、サトイモに対する二酸化硫黄ガスの影響の有無~ いずれの農産物も、二酸化硫黄ならびに亜硫酸塩は検出されなかった。 吉田優子・益永利久・高尾保之・馬場 隆・三宅支庁産業課
4) 補完的園芸作物の特性調査および実用化試験/コルジリーネにおける挿し木条件について アトム・メロディー、アイチアカを用いて検討した結果、出芽率やその後の生育の点で、赤玉土の根茎挿し等で優れていた。 高尾保之・馬場 隆
5) 屋上・壁面緑化に向けた植物生産技術の開発
5-1.壁面緑化用つる性植物生産技術の開発 ~壁面緑化用つる性植物生産技術の開発~
ヘデラ規格苗の早期長尺化を図る場合、施肥条件よりも時期やポットサイズ、誘引方法が主幹長の生育に大きく影響する。 渋谷圭助・田旗裕也
5-2.壁面緑化用つる性植物生産技術の開発 ~花壇苗のマット化技術開発~ エキザカムなどではマット化しやすく、キバナコスモスはマット化しなかった。 椿 眞由已
5-3.市販屋上緑化用土の化学性~出荷時用土の特性~ 20種類の屋上緑化用土には、鉱物、植物残さ、リサイクル資材が混合されていた。pHは4~10の範囲内にあり、保肥力は30倍の開きがあった。 宗 芳光・益永利久
5-4.市販屋上緑化用土の物理性出荷時用土の特性と植栽1年経過の影響 仮比重は全て、標準用土より重く、最大で3倍の開きがあった。また、排水性、水分保持力、固相率、液相率、気相率が異なった。 益永利久・宗 芳光
6) 農業経営に利用できる補完労働力の特性/ボランティアと農家間のコーディネート ボランティア利用の体制は3タイプある。その導入には経営者及び家族全員の理解都適切な指示方法が必要である。 村上昌弘・八木洋憲
7) 抑制トマト栽培を主軸としたフルオープンハウスの効果的利用管理技術の開発
・抑制トマト栽培におけるフルオープンハウスへの防虫ネットの利用およびセル苗直接定植の有効性
天井部0.8mm、サイド0.4mmのネットの場合、やや徒長するが、防虫効果は高く、総収量も増加する。 沼尻勝人・澁澤英城・田邊範子
8) ウド'都香'の高品質安定生産技術 ・ウド軟化栽培における温度・湿度条件およびジベレリン処理の影響~促成から普通栽培での評価~ 高湿条件は生育を促進し、収穫を早める。また、GA濃度は25ppmを限度とすると品質は優れる。3月上旬伏せ込みでは、16℃管理が効果的である。 沼尻勝人・小寺孝治・澁澤英城・田邊範子
9) 野菜・作物の優良品種の選定と育成
9-1.春まき青首ダイコンにおける有望品種(受託研究)
春まき大根の品種特性を総合的に評価した結果、'春宴、椿山、春雅'などが有望であった。 田邊範子・澁澤英城・沼尻勝人
9-2.夏まきキャベツにおける有望品種の選定(受託研究) 夏まきキャベツの品種比較を行った結果、'早生藍宝つばさ'が最も優れていて有望であった。 沼尻勝人・澁澤英城・田邊範子
9-3.スイートコーン露地普通栽培における有望品種の選定 収量、甘味、食味評価、穂重などから、'サニーショコラ、あまえん坊'が有望である。 沼尻勝人・澁澤英城・田邊範子
9-4.東京都内における促成イチゴの有望品種 促成イチゴについて省力的栽培条件で検討した結果、'紅ほっぺ、ふさのか'が有望である。 田邊範子・澁澤英城・沼尻勝人
9-5. 摘み取り用イチゴ品種の育成 対照品種と比較した結果、99‐8、02‐1‐1、ほか4系統が収量、形質、食味において有望であった。 沼尻勝人・澁澤英城・田邊範子
10) 遺伝資源の収集・評価・保存
10-1.のらぼう菜のトンネル栽培における被覆時期が生育・収量に及ぼす影響
促成出荷を図るには花芽分化前の被覆は避ける。収穫開始以降の被覆は早期収量を増大させるので有効である。 澁澤英城・沼尻勝人・田邊範子・井川 茂・秋間荘一
10-2.のらぼう菜における主茎摘心が収量・品質に及ぼす影響 早生系統では低葉位の主茎摘心を行うことで、早期に高品質の花茎を得られる。しかし、晩生種は収量、品質が低下するため避ける。 澁澤英城・沼尻勝人・田邊範子・井川 茂・秋間荘一
10-3 .無加温ハウス栽培におけるカラーピーマンの植栽方法 無加温ハウスにおける栽植密度は株間30cm、主枝4本仕立てで高収量が得られた。 田邊範子・澁澤英城・沼尻勝人
11) 新資材を活用した環境や人にやさしい野菜生産技術の開発   ・ネットハウスの開発および実用性評価~各種ネットハウス栽培によるエダマメ・コネギ・秋まきホウレンソウの生育~ ネット展張2~4年目のハウスで実用性を評価した結果、ホウレンソウ等が順調で、特にエダマメは減農薬栽培で高収穫が得られた。 田邊範子・澁澤英城・沼尻勝人
12) シクラメンの安定生産に向けた栄養診断基準の作成
・シクラメンのリアルタイム栄養診断~夏季育苗期および秋冬期の基準値~
夏季育苗期はEC0.75mS/cm,硝酸態窒素250ppm,カリ1300ppm,秋冬期はEC0.9mS/cm,硝220ppm,カリ2600ppmが目安となる。 吉岡孝行
13) 花き類の新品種導入および品種改良13-1.プリムラ・オブコニカ'プリノーシリーズ'の生育・開花特性 プリノーシリーズは秋~冬季に生育が旺盛で、12月上旬~中旬に開花期を迎える。 吉岡孝行
13-2.インパチエンス品種の生育および花壇定植後の照度と開花(受託研究) 東京都での栽培に適するものは'スーパーエルフィン、サーモンブラッシュ'などで、出荷時の品質に優れている。 椿 眞由已
13-3.ストックの播種時期と生育 花壇用の到花日数は、播種時期が遅いほど長くなる。出荷期に応じて品種と適正な播種時期の組み合わせが可能である。 椿 眞由已
13-4.市販セル培養土によるハボタン、ビオラのセル育苗 セル育苗に市販の培養土を使用すると、苗の生育には大きな差を生じ、ポリポット育苗期まで影響する。 吉岡孝行・椿 眞由已・益永利久・宗 芳光
13‐5.市販セル培養土の理化学性 ピートモス主体の市販セル培養土は製品ごとに、水分保持力や比重などに差がある。 益永利久・宗 芳光・吉岡孝行・椿 眞由已
14) 花壇苗の効率的生産技術の確立
・公共用花壇における花壇苗の利用調査
花壇苗を購入する際に考慮されるのは「品質」、「価値」などである。秋~早春の新品目導入は需要拡大が期待できる。 椿 眞由已・谷藤家信
15) カキの低樹高栽培技術の開発
15‐1.'太秋'のY字型整枝側枝1年更新剪定における良質結果母枝の条件
新鞘発生量増加手段としての側枝1年更新剪定は、長さ20~59cmで、主枝からの予備部分発生方向が斜め下~上向きである。 矢沢宏太・近藤 健・神 雅子
15‐2.'太秋'のY字型整枝側枝1年更新剪定における良質予備枝の条件 側枝1年更新剪定における良質な予備枝は、径6mm~14mmで、発生方向は横~上向きである。 矢沢宏太・近藤 健・神 雅子
16) 遺伝資源の収集・評価・保存・新規導入樹種の挿木繁殖性 緑化用樹木36科65属150種について挿し木繁殖の難易を明らかにし、一覧表にまとめた。 渋谷圭助・田旗裕也・佐藤澄仁
17) 景観向上に向けた屋上・壁面緑化技術の開発17‐1.屋上・壁面緑化の景観向上に向けた維持管理技術の確立~市販人工軽量用土における緑化植物の植栽初期生育特性(2年目)~ 植栽初年度において見られた生育の差が、2年目においてもその傾向が続いた。生長曲線は多くの用土において、似た軌道を示した。 渋谷圭助・田旗裕也・佐藤澄仁
17‐2.屋上・壁面緑化の景観向上に向けた維持管理技術の確立~下垂する植物による壁面被覆および長尺苗の利用場面における評価~ 景観評価のひとつとしての被度は夏季計測が望ましい。長尺苗は早期緑化に適している。 渋谷圭助・田旗裕也
18) 組織培養系を用いた中間母本、新系統の育成・芳香性シクラメンの晴天日における香気発散日変化 晴天日の香気発散には日変化があり、昼が最も発散量が多い.よい香り成分は14時以降減少する。 澁澤直恵・小林 剛
19) イチゴ、ワケネギなどのウイルスフリー苗の作出
19‐1.サツマイモ'七福'の生長点培養の作出と生産性
培養に適する培地はzeatin1.0mg/lを添加した1/3MS培地である。 澁澤直恵・前田 稔
19‐2.八重咲プリムラ・マラコイデス培養苗の特性評価 培養したものは、形質によって不揃いが認められる。花色など重要な形質は親と同等である。 澁澤直恵・田旗裕也
20) 遺伝資源の収集・保存・評価20‐1.トルコギキョウ弱ロゼット性系統の雑種第1代の評価
~F1組合せと弱ロゼット性の関係~
F1の開発にあたっては、育成系統No.3を種子親とし、花粉親にロゼットしにくい個体系統を用いるのが有望である。 宮下千枝子・南 晴文
20‐2.トルコギキョウ弱ロゼット性系統の雑種第1代の評価 ~弱ロゼット性の安定性~ F111系統は、高温下でロゼット化せず、安定して節間伸長する。花芽形成は温度や日長等の影響を受けることが示唆される。 宮下千枝子・南 晴文
20‐3.ブルーベリーのハイブッシュとラビットアイの種間交雑親和性 交雑親和性は高く、特にハイブッシュを種子親にした場合は高率で種子が得られる。 宮下千枝子・石川俊二・三位正洋
21) UVカットフィルムを利用した江東地域主要野菜の減農薬栽培技術の確立
21-1.UVカットフィルムの被覆がワケネギの生育・品質に及ぼす影響
UVカットフィルム被覆下で夏期にワケネギを栽培すると、慣行フィルムに比べ草丈、株重が増加する。不良分けつの発生に及ぼす影響はない。 小林和郎・野呂孝史
21-2.UVカットフィルムの被覆がエダマメの生育・収量に及ぼす影響 慣行フィルム栽培のエダマメと比較すると、4月定植で生育、収量に差は見られない。3月定植では減少傾向が見られ、再検討の必要あり。 小林和郎・野呂孝史・吉田優子
21-3.UVカットフィルムの被覆がホウレンソウの生育・内容成分に及ぼす影響 ホウレンソウでは慣行フィルムに比べ草丈や株重がやや増加し、栽培上の問題は少ない。 小林和郎・野呂孝史・吉田優子・益永利久
22) 22.江東特産園芸作物における導入・育成品種の維持、特性調査
22-1.秋まきハウス栽培におけるホウレンソウ品種の生育特性
多収性で揃いや作業性に優れる'トラッド'及び生育が早く多収性の'サンピア'は有望品種である。また、'リビエラ、ニューアンナ'も有望である。 小林和郎・野呂孝史
22-2.夏・秋播きコマツナの品種特性および選定 収量性、草姿・葉色などから、'なっちゃん、浜ちゃん、きよすみ、みなみ'などが良好であった。 野呂孝史・森 研史・小林和郎
23) 23.おいしく栄養価の高いコマツナ管理技術の開発(共同研究)
23-1.品種系統別、栄養価の比較
本試験に供試したものは、アスコルビン酸、カロテン、カルシュウムを五訂食品成分表値より多く含んでいる。 森 研史・野呂孝史・吉田企世子・後藤直子
23-2.品種系統別、歯切れの比較 食感は、歯切れによって品種系統別の性質が分類できる。 森 研史・野呂孝史・松田康子
23-3.品種系統別、呈味アミノ酸の比較 主体はグルタミン酸で、組成の品種間差は小さいが、品種に特異的なアミノ酸が存在する。3日後はアミノ酸の組成が大きく変化する 森 研史・野呂孝史・吉田優子・渡辺文生・松田康子
23-4.冬期コマツナ栽培における換気管理と内容成分・食味~昼夜間の換気管理~ 終日喚起処理は、日中のみ換気と比べ葉色、糖、アスコルビン酸、カロテン、カルシウム含量が多く、硝酸が少なくなり、品質、食味等が向上する。 岩本千絵・吉村聡志・吉田企世子・松田康子・高橋敦子
23-5.冬期コマツナ栽培における換気管理と内容成分・食味~換気を開始する時期~ 草丈20cm時に開始してもそれ以前のに比し栄養等は同等で、食味のよいコマツナができる。 吉村聡志・岩本千絵・吉田企世子・松田康子・高橋敦子
24) 普通畑における二次的な生産力阻害因子の解明
・黒ボク土畑におけるカリとリン酸含有量の状況~南多摩・北多摩~
露地でも降雨の影響を受けやすいカリが蓄積し、可給態リン酸が300mg/100gを超える地点が見られる.CECが高い地点ほど蓄積。 益永利久・鵜沢玲子・加藤哲郎・各農業改良普及センター
25) 環境保全型有機質資源施用基準の設定・神津島の農耕地土壌の実態 化学性は、レザーファンの生育に適した状態に維持されていたが、表土の可給態リン酸は増加していた。 宗 芳光・益永利久・前田 稔・両角正博
26) 茶園および露地野菜畑の土壌・地下水の状況把握・施肥改善による茶園土壌中の硝酸性窒素の低減化~現地圃場試験~ 減肥区と慣行区では窒素含有量に差はなかった。茶葉は2003年から連続で品質、成分含量に低下が見られた。 宗 芳光・丸田里江・益永利久・吉田優子・木曽雅昭・西村修一
27) 有機農業推進事業  27-1.有機農業モデル生産団地の土壌理化学性~羽村有機農業モデル生産団地(特別栽培指針指定)の土壌理化学性の変化~ 団地指定圃場における都産堆肥施用効果として、保肥力の上昇、有機物の増加、物理性の改善などのほか、PHの上昇傾向やリン酸、カリの蓄積が見られる。 鵜沢玲子・益永利久・宗 芳光・丸田里江・本橋浩紀
27-2.都産堆肥連用による土壌への影響 ~一般栽培指針(減農薬・減化学肥料)を利用したモデル生産団地の状況から~ 3年間連用すると、保肥力、全炭素、全窒素が改善し、土壌が膨軟化した。CECの小さい地点ほど改善効果が見られた。 益永利久・丸田里江・鵜沢玲子・加藤哲郎
27-3.都産堆肥連用による土壌への影響 ~一般栽培指針(無農薬・無化学肥料)を利用したモデル生産団地の状況から~ 6年間連用すると、保肥力、全炭素、全窒素が改善し、土壌が膨軟化した。しかし、リン酸、カリが蓄積するので、施用減量の必要あり。 益永利久・丸田里江・鵜沢玲子・加藤哲郎
28) 新病害虫の診断・同定および未解明症状の原因と対策
28-1.プラタナスグンバイの発生状況と殺虫剤の効果
都全域に分布拡大したが、プラタナス以外では寄生が見られなかった。MEP50%乳剤は、幼虫、成虫に高い殺虫効果がある。 竹内浩二・大林隆司
28-2.ハーブ類に新発生したうどんこ病(共同研究) 5種のハーブに多発した.うどん粉病を提案した。スペアミントでは野菜類作物群登録4薬剤は、防除価70~80と効果が認められた。 竹内 純・菅原裕一・佐藤幸生
28-3.セージおよびロウヤガキに発生した疫病(新病害) 病原学的検証により、セージはPhytophthora cryptogen,ロウヤガキはP.citrophthoraによる新病害であった。 竹内 純・嶋田竜太郎
28-4.イチゴノキおよびヤブコウジ根黒斑病(新病害)の発生 原因はCylindrocarpon destructansによる新病害であった。 竹内 純・嶋田竜太郎・岡澤立夫
28-5.コマツナ菌核病(新病害)の発生 原因はSclerotinia sclerotiorumによる菌核病(新病害)であった。 嶋田竜太郎・竹内 純
28-6.ベゴニア・センパーフローレンスに発生した葉腐れ症状 原因はRhizoctonia solaniによる病害であった。 嶋田竜太郎・竹内 純
28-7.東京都におけるメボウキ(バジル)萎凋病の発生 原因は、都内では未発生のFusarium oxy-sporumによる病害であった。 嶋田竜太郎・竹内 純
29) 代替薬剤等に関する試験
・野菜類作物群登録のある天然由来系成分殺虫剤などのアブラムシに対する効果
いずれの薬剤も多発生条件では効果が低かったが、低密度期から使用すると効果が認められた。 竹内浩二・伊藤 綾
30) 農業生物資源ジーンバンク事業(微生物部門)受託研究
・東京都特産作物等に発生した未記録病害の病原菌に関する特性調査および分類学的検証~ハチジョウススキ紫斑点病菌の特性~
新種の不完全菌類Miscanthus sinensis T.et T.K.と同定した。本菌はススキのみに病原性を有する.培養にはPDA、V8ジュース寒天培地が適した。 竹内 純
31) 東京特産作物の機能性成分の解明
・農産物の抽出液がヒト間葉系幹細胞に与える影響
抗酸化能の高い成葉の抽出液は濃度依存的に細胞の増殖を抑制する効果があり、アシタバ抽出液は分化誘導の可能性を示した。 吉田優子・梅澤明弘
32) 用途別機能性を重視した茶生産技術の確立
・発酵処理が茶葉の機能性に与える影響
発酵処理に伴いカテキン含量は減少し、ラジカル消去能は弱くなる.ヒト幹細胞に対しては増殖抑制力が弱くなる。 吉田優子・木曽雅昭・梅澤明弘
33) 夏播き栽培に適したトルコギキョウ弱ロゼット性系統の評価と利用
・トルコギキョウF1品種のロゼット性
ロゼット率30%以下の8品種が選定された.また、非冷蔵苗の切花品質は冷蔵苗に比べて高かった。 南 晴文・沼沢健一・鈴木伸栄・両角正博
34) 離島特別指導事業
・利島におけるハスオビエダシャクの密度推移
密度は2003年より低く、過去7年間の結果より、最近3年間の密度は最も低いレベルで推移した。 沼沢健一・南 晴文・鈴木伸栄・両角正博
35) 臭化メチル代替技術緊急確立事業
・ネコブセンチュウ汚染域からの被害拡散
隔離床の小規模実験条件下で6ヶ月間調査した結果、非汚染域へのセンチュウの移動は小さく、被害は大きく拡散しないと推定した。 南 晴文・沼沢健一・鈴木伸栄・大林隆司・竹内浩二
36) 切葉類の生産安定に関する試験
36-1.各種農薬による汚れがイカダバルスカスの出荷品質へ及ぼす影響
各種殺虫剤及び殺菌剤による汚れ具合を観察した結果、オルトラン水和剤、トップジンM水和剤で汚れが著しく発生した。 中村圭亨・金川利夫
36-2.特産切葉類の栽培技術の改善~フェニックス・ロベレニー種子の発芽促進法~ 果実から除皮し、湿バーミキュライトパッキング、30℃で催芽することにより、高率に揃って発芽させることができた。 杉田英夫
37) 切花類の生産安定に関する試験
37-1.サンダーソニア塊茎養成法の検討 ~茎葉処理方法と灌水期間が新塊茎の肥大に及ぼす影響~
摘葉せず、無処理及び摘花処理だけ行い、茎葉が枯れるまで潅水することにより、塊茎を十分肥大できることが明らかになった。 杉田英夫
37-2.サンダーソニア塊茎養成法の検討~1年生実生球の塊茎肥大条件~ 根茎の肥大、2次生長株の発現に対して日長処理による改善効果はなかったが、4月発芽株が5月発芽株に比し顕著に塊茎重が重いことがわかった。 杉田英夫・野口 貴
38) 地場野菜の生産安定に関する試験
・野菜の収量に及ぼすロベチップ堆肥施用の影響
作目や品種によって異なるが、品種選定によって「みのり堆肥」とほぼ同等、作目によってはそれ以上の収量となる。 野口 貴・星 秀男
39) 野菜栽培への被覆資材利用による減農薬の実現 防虫ネットと化学合成農薬を組み合わせることで、薬剤使用回数を5割にしても、虫害程度を低く押さえ、慣行栽培と同等以上の高品質生産が可能となる。 村越 俊一
40) 日本ナシ'豊水'における着果位置と側枝の性質が果実品質に及ぼす影響 樹冠の外周部及び枝齢3年の側枝に着果挿せた場合、'豊水'の果実肥大は特に優れる。 粕谷 誠
41) TOKYO-Xの親子判定~効果的にトレーサービリティをバックアップ~ 豚は個体識別によるトレーサビリティの確認は現実的ではない。そこで、個体識別手法を応用し、親子判定手法の確立を目指した。 井上 和典
42) 家畜ふん尿と生ゴミ乾燥処理物の混合メタン発酵試験~ふんと生ゴミでエネルギーをつくります~ 家畜糞尿と生ゴミ乾燥処理機の混合メタン発生によるバイオガス産生能力、汚水浄化力、病原性微生物の消長を把握し実用性と安全性を検討した。 安池 朋代
43) 食品残さ野畜産的利用~食料自給率の向上に貢献します~ これまで、鶏への飼料試験で明らかになった25%の混合給与割合について試験を実施し、良好な成績が得られた。 小嶋 禎夫
44) 新技術の利用に関する研究~カテキンで精子ピッチピチ EGCgの精子活力に及ぼす効果を検討したところ、特に0.2mM区では高い活力が維持された。一方、0.4mM区では阻害された。 中澤 昭人・西木 秀人
45) シカ被害地における森づくり~森林管理手法の考案~ 従来どおりのスタイルで植林する限り、シカの植害を受ける。そこで、今後の奥多摩地域に適した林地の管理手法を考案した。 新井 一司
46) 環境浄化資材の開発~キノコでダイオキシンを分解~ 白色腐朽菌の活動を通してダイオキシン類を分解する性質を利用し、簡易・低コストで汚染サイトを浄化する技術開発を試みた。 村田 仁