東京都奥多摩さかな養殖センター
●業務内容
◎種苗生産・配布事業
  ニジマス、ヤマメ、イワナ、奥多摩やまめの種苗を生産し、河川漁協、養殖漁協に配布する。
◎研究事業
  ○冷水魚優良種苗育成試験
○魚病診断及び疾病別対策研究
○ヤマメ斑紋の遺伝的劣化防止
○IHN抗病系品種の作出研究
○奥多摩やまめの定着化試験
○IHN抗病性判定試験
 
●施設規模
入川
事務室 実験室 図書室 会議室
ふ化場(竪型ふ化槽:7槽、餌付け水槽:16槽)見学者展示室
フレームハウス稚魚池:10面
飼育池:16面 ・沈殿池:1面
飼育水:河川水(年間水温4℃〜19℃ 紫外線殺菌)
海沢
事務室 見学者展示室 作業棟
採卵室 ・ふ化室 ・フレームハウス稚魚池:7面
親魚池:10面
飼育水:河川水(年間水温7℃〜18℃ 紫外線殺菌)

●マス類の種苗生産

熟度鑑別作業

切開法

空気採卵法

洗卵作業

検鏡作業

ふ化盆への卵収容

孵化槽へのふ化盆収容

検卵作業


ふ化仔魚

●奥多摩やまめとは

優れた肉質
通常のヤマメに比べ、タンパク質や脂肪が多く含まれています。成分の季節的変化が少なく、肉質が安定しており、産卵期に腹部の厚みが落ちることがありません。
釣獲特性
普通のヤマメと比べて奥多摩やまめは良く釣れます。
安全な食品
ヤマメがもともと持っている染色体を2組から3組にしたもので、スイカや、他の魚介類などで実用化されており、食品としての安全性に問題はありません。
  『奥多摩やまめ』取り扱い店舗一覧

種苗生産・配付等の規模(平成24年度)
種苗の種類   生産数
(千粒・尾)
配付数
(歳入対象)
放流用 養殖用 その他
歩減・孵化(飼育用)
親魚候補・試験等
ニジマス
発眼卵
864
210
140
70
654
(孵化・試験)
春稚魚
345
50
-
50
295
(歩減・秋稚魚・試験)
秋稚魚
206
200
200
-
6
(歩減・親魚)
ヤマメ
発眼卵
1665
1000
240
760
665
(孵化・試験)
春稚魚
430
200
155
45
230
(歩減・秋稚魚・試験)
秋稚魚
59
45
45
-
14
(歩減・親魚・試験)
奥多摩やまめ
発眼卵
150
90
-
90
60
(試験)
夏稚魚
21
20
-
20
1
(試験)
イワナ
発眼卵
181
101
50
51
80
(孵化・試験)
稚魚
20
10
10
-
10
(歩減・親魚・試験)

●東京都奥多摩さかな養殖センターで飼育しているマス類

ニジマス
Oncorynchus mykiss
 北アメリカ原産のマスで日本には明治時代に東京都青梅市に最初に移植されました。今では全国各地で盛んに養殖されています。
ヤマメ
Oncorynchus masou
 日本とその周辺だけに棲んでいるマスで「渓流の女王」と呼ばれています。東京都は全国に先がけ、昭和36年に初めて人工ふ化養殖に成功しました。
イワナ
Salvelinus pluvius
 日本の河川ではもっとも上流部に棲んでいる魚です。一時は激減し、「幻の魚」といわれました。当センターでは日原産のイワナ(ニッコウイワナ)を生産しています。

奥多摩やまめ
 バイオテクノロジーによって、全雌三倍体化したヤマメです。成熟せず3年で2s以上に成長します。刺身やムニエルなど大型魚ならではの料理用です。

●交通のご案内




入川飼育池

〒198−0105
東京都西多摩郡奥多摩町小丹波720
TEL.0428−85−2028
FAX.0428−85−1509
e-mail:okutama@tdfaff.com

海沢飼育池

〒198−0213
東京都西多摩郡奥多摩町海沢53
TEL.0428−83−2149
FAX.0428−83−2226