Q&A

●よくある質問・回答集
 

果樹

野菜


植木

植物バイテク
  果樹
 
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1 ウメの実の収穫時期の見きわめは?  黄色くなり完熟してから梅干しなどに利用するとやわらかい梅干しが出来ますが、普通は、緑の時期に果実を割って、種子の周囲の核の部分が褐色になり、種子が固体(早いとドロッとしている)になってくれば収穫できます。

画像は、収穫にはまだ早い、未熟な果実の断面
2 デラウエアのジベレリン処理「満開約14日前」はどうやって知るの?  川原などに植えているニセアカシア(白い花が房状に咲くマメ科の木)の花が咲く時期がちょうど「デラウエア満開約14日前」にあたります。
ご近所や多摩川などでこの木を観察してみて下さい。
  野菜
 
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1 「のらぼう菜」ってどんな野菜ですか。  東京都あきる野市五日市地区で江戸時代から栽培されてきたアブラナ科の野菜です。冬の寒さで花芽分化し、春先、暖かくなると抽だいする花茎を食べます。甘くて、とても美味しく、栄養価の高い野菜です。
2 せっかく赤く色付いたトマトが割れてしまいます。どうすれば、防げますか。  「裂果」と呼ばれている障害で、へたから外側に向かって割れるケースが最も多いようです。雨が降った後や高温期によく発生します。対策は、@雨よけ栽培を行う、A遮光を行う、B土壌水分を一定に管理する、C裂果しにくい品種を選ぶ、D完熟前に収穫する、等です。
3 収穫したジャガイモを割ってみたら、切断面が褐色になりました。なぜですか。  春作でみられる褐変症状で、収穫時にイモ中心部へのデンプン蓄積が不十分であると生じます。イモの肥大期に高温や乾燥にあうと発生しやすいようです。
対策は、@高温の年は早掘りせず地上部が枯れてから収穫する、A収穫は降雨後は避けて晴天日が続いた後に行う、B大きなイモほど発生しやすいので2,3本仕立てで大きなイモを作らないようにする、C「男爵」より発生しにくい「キタアカリ」などの品種を選ぶ等の対策があります。
 
 
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1 ペチュニアの
ピンチ方法。
 花を長い間楽しみ、枝の先端が伸びすぎた状態のペチュニアは摘芯を行いましょう。本来は、もっと早い時期に行った方が良かったのですが、急いで行えば株は回復します。やり方は、先端が延び過ぎた枝を鉢の周辺部で切り取ります。摘芯後には緩効性肥料3〜5粒/株を与えることで株の回復を図ります。
2
生産者が行うシクラメンの直接販売品(直売)は、どのようにしたら買えるのですか?  都内のシクラメン生産農家は広い温室を使って紅、ピンク、白など様々な花色のシクラメンを生産しています。鉢の大きさもミニシクラメンのような小鉢から7号鉢以上のような大鉢まであって豊富です。都内には、約80戸のシクラメン生産農家があって、年間約35万鉢のシクラメンを生産しています。
 農家は都内に点在しており、「シクラメン」のノボリが目印となります。こうしたノボリが立っている温室ではシクラメンを直接販売してくれます。
3 良いシクラメンの選び方と購入後の管理方法を教えて下さい。
  
シクラメン生産農家は、直売が始まる前に仕上げ作業の「葉組み」を行い、最終の品質チェックを行っています。広い温室から、自分の好みに合ったシクラメンを選びましょう。シクラメンは葉の表面に照りがあって新鮮さが感じられ、強い草勢をもつもの、そして、病害虫のない株を選びます。
 購入後は、光が入る窓越しに置き、7〜10日毎に鉢の向きを変えます。灌水は用土の表面が乾いたら頃が目安です。
  植木
 
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1 10月にサクラが咲いていました。木が弱っているためでしょうか?  サクラは日本全国で、7、8、9月を除いて見ることができるといわれています。関東では10月にフユザクラ(十月桜)が開花します。
  植物バイテク
   研究室内の様子
 
連番 Q:質問 A:回答
1 バイオテクノロジーって何?  生物が持っている働きを人間生活に役立つように利用する技術のことです。農業分野では、組織培養技術、細胞融合技術、遺伝組換え技術などが利用されています。
2 植物の組織培養って何?  植物体から葉や生長点などの組織を取り出して無菌的に培養して、完全な植物体に再生させる技術です。これによって、無病苗の作出、優良種苗の増殖などが行えます。
3 無病苗(ウイルスフリー苗)って何?  ウイルスに罹病している植物体でも、生長点だけはウイルスに侵されていない性質があります。この生長点部分を摘出、培養して得た、健全な植物のことです。
4 どんな植物で無病苗が作られているの?  挿し木や株分けなどの方法により、もっぱら栄養繁殖で増殖する植物で実用化が進んでいます。東京都では、イチゴ、ワケネギ、ブドウなどで実用にとりくんでいます。
5 無病苗にするとどんな効果があるの?  ウイルスに罹病していないので生育が良好になり、生産性が向上します。また、花や実の品質が良くなります。
6 無病苗の栽培で気をつけることはあるの?  栽培中の再感染予防が重要です。また、生育旺盛なので従来よりも窒素を控えめに栽培します。
7 ウイルスの感染を防ぐ方法は?  @ウイルスを仲介する昆虫類を防除すること、A罹病株を発見したらすぐに抜き取ること、などに気をつけて管理してください。できれば親株を2〜3年に1回更新します。
8 植物の組織培養によるクローン増殖って何?  植物は基本的に、細胞や組織を培養することにより、もとの植物と まったく同じ性質を持つクローン植物を再生させることができます。この現象を効率的に行えば、大量のクローン植物を得ることができます。
9 培養による増殖はどのように利用されるの?  増殖率の低い植物や、種子繁殖ではばらつきがでてしまうような植物の優良個体を増殖したいときに利用します。
10 具体的には、どんなものを増殖しているの?  東京都では、伊豆諸島特産切り葉のレザーファン優良系統の増殖のほか、小笠原諸島の保護植物であるムニンツツジの増殖などを行っています。
11 培養すると本当に全く同じ植物しかできないの?  培養中に使用した植物ホルモンなどの影響で、培養植物の遺伝子に変化が起き、もとの植物とは部分的に性質・形態が異なる植物になることがあります。これを培養変異といいます。
12 培養変異にはどんなものがあるの?  花や葉の色・形が変化したり、植物の芽の増減が起こったり、わい化するなどの形態変化のほか、病気に強くなったり、開花期が変化することがあります。
13 遺伝子組み換えってどんな技術?  遺伝子の一部を切り取って、別の生物の遺伝子に組み込む技術です。細菌や動植物など異なる生き物同士であっても、遺伝子の構造や仕組みは皆共通していることから、このような技術が可能となります。様々な作物に種の壁を超えて有用な遺伝子を導入できることから、従来の育種技術では不可能だった新しいタイプの品種を開発できる方法として期待されています。
14 遺伝子組み換えでどんなことができるの?  除草剤を分解する遺伝子や殺虫成分をつくる遺伝子を組み込むことによって、除草剤に耐えるイネや害虫の被害を受けないトウモロコシなどが実用化されています。最近では、食べるだけで花粉症やウイルス病を予防できるイネやバナナなどが研究されています。
15 遺伝子組み換え作物(食品)で問題になっているのはどんなこと?  遺伝子組み換え作物は、従来にない新しい技術を使って作り出された生物であるため、人の健康や環境に対して何か悪影響があるのではないかということが心配されています。そこで、組み換え作物の実用化にさいしては、国の定める厳しい審査によって人や環境への安全性について確認を受けることが義務づけられています。ですから、市場に流通している組み替え作物(食品)は全て、現在の科学レベルの範囲では安全であることが確認されています。